令和7年度テーマ展「知行と禄」
開 催 期 間 |
令和7年4月26日(土)~令和8年3月22日(日) (拡大展示期間:~7月6日(土)) ※月曜(休日の場合はその直後の平日)、年末年始(12/29~1/3)休館 |
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開 館 時 間 |
9時30分~17時(入館は16時30分まで) |
観 覧 料 金 |
一般 310円 65歳以上・障害者手帳をお持ちの方およびその介護人 210円(祝日は無料) 高校生以下無料 団体(20名以上)260円 |
主 催 | 前田土佐守家資料館(公益財団法人金沢文化振興財団) |
協 力 | 金沢市立玉川図書館近世史料館 |
後 援 | 北國新聞社 |

当館の「テーマ展」は、金沢や加賀藩の歴史を毎年異なるテーマで掘り下げる展示です。第1回となる今回は、武士身分の基本である「知行と禄」を取り上げます。
江戸時代の武士は、徳川将軍家を頂点として家臣団を構成し、主人への奉公の対価として「知行」や「禄」を与えられていました。それは彼らの収入源であるとともに、武士身分を規定する要素でもありました。金沢を含む地域では、前田家が加賀・能登・越中の三国を加賀藩として支配し、同じく家臣団を召し抱え、領地を家臣に分配していました。
本展では、とくに加賀藩について、「知行と禄」にまつわる制度や史料についてご紹介します。テーマ展を通して、なんとなく知っているつもりで知らなかった、改めて押さえておきたい基本的な事柄について学ぶ場をご提供できればと思います。江戸時代の武士について、また加賀前田家の城下町として栄えた金沢の歴史について、理解を深めていただく機会となれば幸いです。